リル姉ちゃんの闘病記

リルちゃんを応援してくださる皆様と、りるちゃん&シズリーヌ姉妹の奮闘記

今日のリルちゃん(入院49日目)

午後7時、リルちゃんに電話の時間です。

「リルちゃんこんばんは
今日は少し遅くなっちゃってごめんね」

「大丈夫だよ。」

あれ、声が小さい。

今日はちょっと元気ないかな・・・

 

「kamoちゃんから電話があったよ」

 

kamoちゃんというのはリルちゃんの
昔からの友人で、劇団で仲良くなった日本舞踊をやってた人。

2年前のオークラの朝食会にも来た髪の長い彼女です。
時々リルちゃんに連絡くれます。

 

「あぁ、あのkamoちゃん、元気にしてた?

入院したことは、知ってたの?」

「入院のことは知らなかった。びっくりしてた。

なんでこうなったのかな、って聞いたら

口の中の衛生が悪かったんじゃないかって」

 

口の中の衛生については、以前にもリルちゃんが言ってたんです。

たぶん医者に聞いた時に言われたようです。

 

「口の中の衛生って、歯を磨かなかったとか?」と聞くと

「うん、そういう時もあったから、そうかもしれない」と言います。

「歯も大事だからね、これから気をつければいいよ」

「うん、気を付ける」

 

リルちゃん続けて

「病院の患者さんにね、暗いって言われた」

「・・・」

「下ばかり向いて暗いから、顔を上げたらって」

 

「それはどんな人なの?」

「ここに来てちょっと話をしたおじさんなんだけど

同じ病気で同じ市内の人だったから話した人」

 

「そう、、、まあ、気にして教えてくれてるのかもね」としか言えませんでしたが

「うん、でも暗いこと考えてるから顔も暗くなるんだよね」


「そうかもね、やっぱり体と心は連動してるというか、、、

例えば『完全に健康だ』とか『治った~』とか思ったらいいよ」と言ってみますが


「でもそれは嘘だよね」とリルちゃんが言います。


「うーん、、嘘というかさ、

脳のさ、シナプスがさ

同じことを考えてると太くなってさ

それが体に指令を出すから

いつも暗いこと考えてるとそのシナプスが太くなっちゃうからね、

ああ、自分はいま暗いこと考えてるな、と気が付いたら

『今のは取り消し、キャンセル!』て言って

 

健康~ とか 良くなった~ とか

考えたら、そのシナプスが太くなってね、

錯覚してそういう状態の指令を体に出すんだと思うよ。


いまちょっとやってみてよ。

 

健康だ~!」

と言ってみると


リルちゃんも「健康だ~」と弱々しく言います。


シ「良くなった~!」

リ「良くなった~」


「どう?ちょっとだけ気持ちが軽くなった気がしない?」

「うん、そうだね」・・・そう思っている風には思えませんでしたが。。


今日はちょっとリルちゃん、元気がありませんでした。

それほど口には出さないものの、

心配が習慣になっているので、なかなか治していくのは大変だと思います。

 

しょうがないけど、少しづつですよね。