リル姉ちゃんの闘病記

リルちゃんを応援してくださる皆様と、りるちゃん&シズリーヌ姉妹の奮闘記

今日のリルちゃん(入院41日目)

午後7時、リルちゃんに電話の時間です。

「こんばんは、りるちゃん。今 大丈夫?」

「うん、あたしの声、ちゃんと聞こえる?」

「聞こえるよ」


「あまり声が出ない。舌が回らないからよくしゃべれない」

「そうか。でもちゃんとしゃべっていると思うよ」

「しゃべれないと仕事もできないからね・・」

「大丈夫だよ、今は放射線治療で弱ってるかもしれないけど

治療が終わったらまた復活してくるよ」

「うん、そうだね。。

退院したら前の職場に行くの、どうしようかな」

「うーん、、、リルちゃんが どうしたいか、だよね・・」


「行きたくない」即座にリルちゃん言います。

「でもちゃんと辞めるって言わないといけないよね?」

と聞いてくるので

「う・・ん、でもまあ、治療がまだ終わらないからと言って置けば?

その間に他を探せばいいじゃない」

「うん。でも放射線治療はあと17・8日間で終るから

そこからは外来だって先生が言ってた。」

「え?だって放射線治療が終わっても

リハビリで1カ月は入院だって

前に看護師さんに聞いたけど」と言うと

「うん。あたしももっと入院しているのかと思ってたけど、

そう言われたから9月には退院かも。

治療の経過にもよるのかもしれないけど」

「通院か。。遠いねぇ。鹿児島市に住むとか・・」

そしたら仕事ももっとあるしと

安易な考えが浮かび、ついそう言ってしまいます。


「いやいや、そんなのダメだよ。家があるんだから。

通院は大丈夫。地区部長さんが運んでくれるから。

いつもそうしてくれるの。あの人、そういう人だから」


「そうか。。私もまた看護師さんに聞いてみるよ」

入院した当初、電話で看護師さんと話しをしたんですが

その時はなかなかガードが固くて(個人情報だから)

やっと話がきけた状態でしたが

また週明け、仕事の合間に電話してみようと思います。


「退院したらどうしよう。

先の心配ばっかりしてしまうんだよね・・

心配してもしょうがないんだけどね。


あたし生きてていいのかな?」


「!! またリルちゃん、そんなこと言って・・!」

うー、涙が出てきてしまいました。

ショックですよ。

 

涙をこらえるているので、声が出せないでいると

リルちゃんが

「どうしたの?シズリーヌちゃん、、、

シズリーヌちゃんは、今日はどうしてたの?」


「うん、、、、(クスン)」


「・・どうしたの?

シズリーヌちゃ~ん・・

あたしが変なこと言ったからだね、ごめんね」


「ふぇ・・いいよ(グス)」泣き声が出てしまいます。


「シズリーヌちゃん、しくしく。

泣かないで。笑って。

頑張ってとは言わないけど、笑って。

リルちゃん大丈夫だからさ。ごめんね」

「うんうん・・・」


「皆様からもよく連絡がくるよ。

皆様、やさしいよね」とリルちゃん。

連絡が来たら、必ず私に報告してると思ってましたが当たり前ですが

そんなわけなかったです。すみません。

皆様、いつもありがとうございます。


リルちゃん、私が元気なかったり泣いたりすると

一生懸命、励まそうとします。

なんか嬉しいです。

あんなこと言われるより、自分が泣いて

励まされてる方がいいと思ってしまいます。


だからリルちゃんも励まされる側にいるようになったのかな?

でもそんな側にいなくても幸せでいる道があるはずです。

そうですよね?