リル姉ちゃんの闘病記

リルちゃんを応援してくださる皆様と、りるちゃん&シズリーヌ姉妹の奮闘記

今日のリルちゃん(入院53日目)

「こんばんは~リルちゃん」

「こんばんは。いまね、看護師さんが来てるから

また後でかけてくれる?」とリルちゃん。

「わかった。また後でね」


10分後、リルちゃんから折電きましたよ。

「シズリーヌちゃん、ごめんね」

「ううん、大丈夫?

経過はどうなの?」

「うん、ちょっと肺にね・・・

肺炎というか、、、

誤えん性の肺炎になりそうだったから・・」


誤えん性の肺炎・・・

「ものがうまく飲み込めないの?」

「うん、そうなの」

リルちゃんの場合、以前から食べ物がうまく飲み込めなくて

吐いてしまうことが時々ありました。


また誤えん性肺炎で、母が亡くなったので
ネットで調べたことがありました。

なのでどういう状態なのか
知識はありますし

私自身も最近は、のどの衰えで
ものがうまく飲み込めなかったりつかえたりすることがあるので
何となくわかります。

 

「だから肺の方も一緒に治していこうと思ってるから」

その治療のために、さっきは看護師さんがいたんですね。


「そっか、大変だね・・・

でも放射線治療は来週の月曜日までだったよね?」

「うん、それから1・2週間で退院だから、

後は自分で頑張らないとね」


「私も帰って手伝うからさ。

最初は大変でしょ?」と私が言うと

「うん、ありがとう。でも大丈夫だから」と反対されます。

 

「遠慮しないでね。ちゃんと手伝うからさ」と言っても


「遠慮してるわけじゃなくて、

あたしにはあたしの考えがあるの。

最初は自分のやり方でやりたいからさ、

今来られても自分のやり方ができないもん。

必要な時はちゃんと呼ぶから」と言ってききません。

「そう、、、でも本当に必要な時は言ってね」とだけ話しました。


その後、リルちゃんが

「シズリーヌちゃん、今日はご飯、何作るの?」
と聞いてきます。

いつも今夜のご飯は何を作るのかと聞かれるのですが

あまり詳細を言うのも気が引けたので

だいたい『野菜いため』とか『煮物』とかそういう簡素な返事をしてました

なのでまた、

「うーん、やさい・・」と言おうとすると、


「やきそばにしなよ」

と、リルちゃんが言いました。


この前も「また野菜炒め?」と言われたので

それしか作れないのかと、かわいそうにと思ったのかもしれません。


リルちゃん、割と自分は料理が上手だと、自負しているところがあるのです。

若い頃に、母に料理上手だと褒められたことがあって

自分は上手なんだと思っているみたいでした。

(一人ぐらししてからは全く自炊してなかったので、おそらくいまは何も作れないと思いますが)

それか、食通である、と思ってるのかも。


これはJちゃんからお勧めのあった、

繰り返し褒めるチャンス!! と思いまして

さっそく。


「リルちゃん、そんなにすぐに料理の名称が出来てくるなんて、

さすがだね」と言ってみました。

 

すると「まあ、あたしにはこれしか出来ないからさ」

うふ。嬉しそう。


褒めるのがいいというのはわかってはいたのですが、

日常の話に始終していると

いつの間にか忘れている気がします。

またちょくちょく褒めるところを探して言ってみたいと思います。

Jちゃん、ありがとうございます!

またKさんにも仕事のご提案をしていただいて

本当にありがとうございます。

仕事の件についてはまた追い追いご相談させてください。


M様もいつもありがとうございます。


皆様、引き続きどうぞよろしくお願いいたします。